会長からの挨拶
平成22年度から3年間、比較薬理学・毒性学会会長を務めさせていただくことになりました。伊藤茂男前会長のこれまでの基本方針を受け継ぎ、伝統ある本学会の運営に微力を尽くさせていただく覚悟でおります。 今、獣医学教育改革の大きな波が押し寄せてきています。獣医学コア・カリキュラムの策定はその流れの中心となるもので、獣医学の教育体制の行方を決める重要な作業です。獣医薬理学ならびに獣医毒性学についても作業が進み、その骨子が定まりつつあります。獣医薬理学では比較生物学的観点からの教育内容が重視され、獣医薬理学の独自性・個性が随所に詠われています。獣医毒性学については、この科目が応用分野(公衆衛生分野)の一翼を担う重要科目であることが明確に示されています。十分な教育体制がとれない我が国の獣医学教育において、これら2分野に対して1つの講座あるいは1人の教員が関わりを持たねばならない状況もあるかとは思いますが、獣医学の国際化という時代の流れのなかで、はたさなくてはならない責務です。 獣医学のなかにあって、獣医薬理学、獣医毒性学のアイデンティティーを常に示すことを皆様とともに実践して行きたいと考えています。本学会会員の皆様方のご支援を心からお願い申し上げる次第です。 (任期H25.3.31まで:任期3年)